食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02230050149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、光沢剤及び香料の基材としてのミツロウに関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2007年12月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、光沢剤及び香料の基材としてのミツロウに関する科学パネルの意見書を公表した。 ミツロウに関しては、科学委員会が1990年に意見書を公表し、データ不足のために安全性が完全には確認できなかったが、光沢剤としての使用は暫定的に許容できるという結論に至った。今回、EFSAは科学委員会の意見書を更新して、香料の基材としてミツロウを使用することについて評価を行うよう欧州委員会から要請を受けた。 ミツロウに関するデータは依然として不足しており、今回、ADIは設定できなかった。食品添加物としてのミツロウの現行の使用及び提案されている新規用途への使用に関しては、安全の上で懸念は生じないと考えられる。ミツロウ及び植物蝋のNOAELは控えめな暴露推計量(22mg/kg体重/日)の10~50倍であり、ミツロウの安全係数は十分であると考えられる。また、ミツロウ中のフルバリネート、クマホス及びブロモプロピレートなどの残留は、EU規則によって規制されている。ただ、仕様によればミツロウ中の鉛の含有量はEU基準では5mg/kg、JECFA基準では2mg/kgとなっているため、ミツロウ中の鉛の仕様は出来るだけ低くすべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_ej615_beeswax_op_en ,0.pdf |