食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02180070344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、ベルギー国民の野菜・果実の摂取による残留農薬暴露評価意見書を公表 |
資料日付 | 2007年11月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)の科学委員会は、ベルギー国民の野菜・果実の摂取による残留農薬暴露評価に関する諮問に応え意見書を公表した(15ページ)。概要は以下のとおり。 評価は2005年に行われた農薬モニタリング計画等のデータを基に実施した。野菜、果実及び穀類の1 ,496サンプルを評価し、計8件の残留基準値(MRL)超過事案が摘発された。2件はばれいしょのクロロプロファム (chlorprophame)超過(国のMRL = 5 mg/kg)で、6件はジチオカルバミド(dithiocarbamete)超過であった。6件の食品別内訳はクレソン1件(ECのMRL=0.3 mg/kg)、レタス3件(ECのMRL=3~5 mg/kg)、エンドウ豆1件(ECのMRL=0.1 mg/kg)、ハツカダイコン1件(ECのMRL=0.05 mg/kg)であった。摘発件数の少ないクロロプロファムの方が暴露量は高かった。暴露量の上位3位はクロロプロファム、イマザリル、ジメトエートであった。ちなみにEUの統一MRLがないため、輸入食品にベルギーのMRLを超過するものがある点が特筆される。 分析の結果、選定した25の残留農薬に対する長期的な暴露は一日摂取許容量(ADI)に比較してごくわずかであり(総じて1%未満)、国民の野菜・果実の摂取による残留農薬暴露に関する安全性は制御下にあると結論できる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/home/com-sci/doc07/AVIS31-2007_FR_DOSSIER2005-58.pdf |