食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02170390188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、耐熱性α-アミラーゼ産生とうもろこし3272の流通許可に関する意見書 |
資料日付 | 2007年9月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、エタノール原料用の耐熱性α-アミラーゼ産生とうもろこし3272の流通許可について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの諮問に対する2007年9月17日付け意見書(Afssa-Saisine n°2007-SA-0212)を公表した。なお、当該とうもろこしは食用及び飼料への使用を想定しておらず、EFSAからは既に肯定的評価を得ているが、当該とうもろこし副産物の飼料への使用や、食用及び飼料への混入の可能性を排除できないため安全評価を行うものである。概要は以下のとおり。 遺伝子組換えとうもろこし3272は好熱古細菌Thermococcales由来のAmy797E遺伝子の導入により耐熱性α-アミラーゼを産生する機能を有し、エタノール生産では従来型とうもろこしに混入して使用するものである。 導入遺伝子及びその安定性、毒性、アレルゲン性、栄養面などについて検討した結果、問題は見あたらず、鶏による49日間給餌試験においても、非遺伝子組換え飼料を与えた対照群と有意差は無かった。 以上から、耐熱性α-アミラーゼ産生とうもろこし3272は食品に使うことを想定していないが、このとうもろこしの二次製品を摂取してもヒトに健康リスクを及ぼすものではない。また、当該とうもろこしを使用したエタノール生産の副産物を飼料として動物が摂取した場合、この副産物が従来のとうもろこしの副産物と同程度の健康安全性レベルであることを保証するために、これらの副産物に残留するAMY797Eたん白質の量及び活性に関するデータを提出させることが適当である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2007sa0212.pdf |