食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02160030305 |
タイトル | EU、EU及び欧州経済領域の植物由来製品中の残留農薬モニタリングに関する2005年のレポートを公表 |
資料日付 | 2007年10月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUは、EU加盟国及び欧州経済領域(EEA:ノルウェー、アイスランド及びリヒテンシュタイン)の植物由来製品中の残留農薬モニタリングに関する2005年のレポートを公表した。 生鮮果物、野菜及び穀物など6万種類以上のサンプルを分析した結果、54.3%に農薬の残留が確認されず、41.0%に残留基準値以下の農薬が検出された。生鮮食品に限って言えば、51%に残留農薬は検出されず、44%に残留基準値以下の農薬が検出され、残留基準値を超過していたのは4.9%であった。また、加工食品の場合、67%に残留農薬は検出されず、31%に残留基準値以下の農薬が検出され、残留基準値を超過していたのは1.8%であった。さらに、ベビーフードの場合、94%に残留農薬は検出されず、5%に残留基準値以下の農薬が検出され、残留基準値を超過していたのは0.6%であった。 EUの残留基準値を超過していた食品数は、EUで製造されたものより、第三国から輸入されたものの方に多いという結果を得た。また、最も頻繁に検出された農薬は、イマザリル、クロルメコート、マンネブ、クロルピリホス、チアベンダゾールなどで、残留が最も頻繁に検出された作物は、ミカン、ナシ、オレンジであった。 データに基づき、長期暴露評価を行った結果、農薬の摂取はADI以下であり、慢性毒性の懸念は無いことが示された。また、短期暴露評価の結果、いくつかのサンプルで急性参照用量(ARfD)の超過が確認された。特に、ナシの残留カルバリル及び残留メトミルがARfDを超過し、また、いくつかの産品でジメトエート及びエンドスルファンがARfDを超過していた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://ec.europa.eu/food/fvo/specialreports/pesticide_residues/report_2005_en.pdf |