食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02150200111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、2007年夏の腸管出血性大腸菌O157:H7食中毒45件についてカナダ公衆衛生庁(PHAC)と合同調査中 |
資料日付 | 2007年10月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は10月26日、2007年夏に発生した腸管出血性大腸菌O157:H7(E. coli)食中毒45件の共通要因についてカナダ公衆衛生庁(PHAC)と合同調査中である旨を公表した。概要は以下のとおり。 1.ニューブランウンズウィック、ケベック、サスカチュワン、オンタリオ、ブリテッシュ・コロンビアの5州で2007年7月~9月に発生したE. coli食中毒45件について調査中である。 2.当該45件では11人が入院し、高齢者1人が死亡した。 3.極めてまれな型のE. coliが45件の大半に共通し、これまでの調査で症例のほとんどが牛挽肉に起因していることが判明した。 4.この新しいE. coliの型は米国内でもこの夏分離されており、カナダ側は米国農務省(USDA)と情報交換している。 5.アルバータ州の食肉施設の牛肉から採取した数例の遺伝子検査によって、この夏にあった症例の大部分から分離されたものと、同一の極めてまれな型のE. coliが発見された。 6.当該施設は操業を停止しており、該当製品を返却するよう主要取引先の流通業者に連絡している。そのほかの製品は出荷を停止した。 7.CFIAは調査対象のE. coli食中毒と当該施設の関連性について調査するとともに、他の汚染源の可能性についても調べている。 8.当該施設の製品が市場にまだ流通していることが判明した場合は、リコールが発令される。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/corpaffr/newcom/2007/20071026e.shtml |