食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02150190106 |
タイトル | 米国食品安全検査局(FSIS)、Topps社の挽肉製品リコールに関するカナダ政府との共同調査結果を発表 |
資料日付 | 2007年10月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品安全検査局(FSIS)は腸管出血性大腸菌O157:H7(以下O157)によるTopps社の挽肉製品リコールに関するカナダ政府との共同調査結果を発表した。概要は以下のとおり。 1.10月25日、カナダ食品安全検査庁(CFIA)はFSISに対し、カナダアルバータ州のRanchers Beef , Ltd.のトリミング肉の検査で得られたO157のPFGEパターンとDNA配列を情報提供した。同社はTopps社にトリミング肉を提供していた。2007年8月15日から操業を停止していたが、保管庫に残っていた肉を回収し、CFIAが共同調査の一環とカナダにおける45人の中毒患者が発生した件の独自の調査の一環として検査したものである。 2.Richard Raymond食品衛生担当次官によるコメント「カナダ政府の協力に感謝する。この情報は9月29日のTopps社のリコールの汚染源の特定に役にたつ。」 3.今回のPFGEパターンが、ニューヨーク州衛生当局による中毒患者および9月29日のリコール対象となっている患者宅に残っていたTopps社製品の試験結果と一致したことがPulseNetにより確認された。米国疾病管理予防センター(CDC)のPulseNetは米国中の食中毒患者および食品の全てのPFGEパターンの検索データベースである。 4.10月26日現在、CDCに8州で40人の患者、内21人が入院治療との報告がよせられている。最も最近の発症は2007年9月24日で、北米でこの珍しいPFGEパターンのO157が発見されたのは今年の夏が初めてである。 5.今回の件によりFSISは、Ranchers Beef , Ltd.を2007年10月20日付けでUSDA認証施設から除外した。それ以降、同社からの製品は輸入不適格となる。(下記通知69-07による。) 6.FSISは全ての牛肉製造施設に対し、CFIAとの共同調査が完了するまでカナダ施設番号630、Ranchers Beef , Ltd.のトリミング肉ないしはこの肉を全部、または一部使用した製品の出荷を保留するよう求めた。FSISは更に検査プログラム担当官に対しこれら製品を一定の場所に保持するよう通知を発行した。(下記通知68-07による。) 7.FSISは10月23日、国境での輸入トリミング肉の検査など検査の拡充を含むO157対策強化措置を発表。10月19日には輸出国に対しこの新しい施策について通知をし、O157のリスクに協働してあたることを確認している。 FSIS通知68-07、PDFファイル10ページはこちらのURLから入手可能。 http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/68-07.pdf FSIS通知69-07、PDFファイル2ページはこちらのURLから入手可能。 http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/69-07.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品安全検査局(FSIS) |
情報源(報道) | 米国食品安全検査局(FSIS) |
URL | http://www.fsis.usda.gov/News_&_Events/NR_102607_01/index.asp |