食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02130290188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、囮鳥を使った狩猟の許可に関するリスク評価を公表。フランス全土のリスクレベルは一部地域を除き「中」から「低」に引き下げ |
資料日付 | 2007年10月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、フランス農業水産省食品総局(DGAl)の諮問を受け、囮鳥を使った狩猟許可に関するリスク評価を行なった。 2007年9月26日付けの意見書で、AFFSAはグランド・クルジエール湖沼地感染宣言県条例(APDI)の解除、及びフランス本国の高病原性鳥インフルエンザH5N1-HPのリスクレベルを「高」から「中」に戻すことについて肯定的答申をしたところである。 フランスや周辺西ヨーロッパ諸国における高病原性鳥インフルエンザの状況は改善傾向であり、この8週間は発生例がない。過去の鳥インフルエンザ発生もモーゼル地方の一部に限定的であること、現在は秋の渡りの季節を迎えて一ヶ月以上が経ち、(鳥インフルエンザ発生があったモーゼル県の)ランドル湖沼地帯の水鳥が他地域に移動してもフランスの他の地方でインフルエンザの発生が無いことを考慮すれば、ロレンヌ地方の特別リスク湿地帯5箇所(ライン川沿いの平野部、モーゼル渓谷、モーゼル湖沼地帯、ランドル池、マディンヌ湖、ムーズ県東部地域)を除きフランス全土のリスクレベルを「中」から「低」に引き下げることは可能であり、このことから、2007年2月5日付法令(arrete)に従って、リスクレベル「低」であればバイオセキュリティ措置をとることにより、囮鳥を使った狩猟を認めることができる。 結論: フランス全土で鳥インフルエンザのリスクレベルを「低」にする。但し、ロレンヌ地方の特別リスク湿地帯5箇所(ライン川沿いの平野部、モーゼル渓谷、モーゼル湖沼地帯、ランドル池、マディンヌ湖、ムーズ県東部地域)は除く。これらの地域ではリスクレベルを「中」とし、もし1ヶ月以上鳥インフルエンザが発生しないようなら、他の地域と同様に「低」に引き下げるものとする。 フランス全土においてリスクレベルが「低」になれば、囮鳥を使った狩猟や囮鳥の移動は、囮鳥を飼育鳥類と接触させない措置を講ずるという条件付きで認められるものとする。但し、ロレンヌ地方の特別リスク湿地帯5箇所を除く。これらの地域でも1ヶ月以上鳥インフルエンザが発生しないならば、同様の緩和策を認めるものとする。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/43237-43238.pdf |