食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02120420342 |
タイトル | フランス農業・水産省、アジアからの輸入食品の全国一斉保健衛生立入検査を実施し、表示法違反等で15トンの貨物を差止した旨を公表 |
資料日付 | 2007年10月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農業・水産省のMichel Barnier大臣の主導で10月2日、アジア製品の扱いに特化した倉庫や小規模スーパーマーケットを対象に全国一斉立入検査が行われた。本検査は、フランス農業・水産省獣疫当局、各県の競争・消費・不正抑止総局及び税関の協力を得て行なわれたものである。 検査は特に製品種類(輸入許可の有無、鳥インフルエンザのリスク等)、商品表示ラベル(表示が無いもの、フランス語翻訳が付いていない表示のもの、内容物と異なる表示のもの)及びトレーサビリティについて行なわれた。 検査を受けた事業所は508ヶ所で、不合格もしくは要再検査で差止められた食品は15トンに上った。消費者にとって主要な判断材料となる表示ラベルの表示違反が大多数を占めた 本検査は大規模な不法輸入取締りとなった。商品流通上流の追跡調査で、最終的に商品が消費者に引き渡されるまで流通経路全体を通して規制が遵守されているかどうかを検証することができる。 本検査は、フランス共和国大統領が農業・水産大臣に命じて行なわれたものである。本検査の目的は、「輸入農産物や農産加工食品が欧州の食品に課されている基準に適合しているかどうかを確認する」ことにある。全国一斉立入検査の実施が、 「欧州の保健衛生の盾」を形成するその一助となるものであることを希望するとMichel Barnier農業水産大臣は述べた。 2007年10月2日の検査実施は、パリ検事局から共助委任を受けて2007年9月25日にバニョレで農業・水産省特別捜査班、税関、憲兵が共同で実施した立入検査の結果によって全国一斉立入検査の必要性が明らかになり、実施することになったものである。バニョレの立入検査では、アジアから輸入した製品に多くの不正行為が摘発され3.5トンの鶏卵と鶏肉が押収されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農漁業省 |
情報源(報道) | フランス農業・水産省 |
URL | http://agriculture.gouv.fr/sections/presse/communiques/operation-nationale7417 |