食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02120340314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「サプリメントへのコンドロイチン硫酸の使用」を公表
資料日付 2007年9月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「サプリメントへのコンドロイチン硫酸の使用」(9ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 コンドロイチン硫酸は、関節軟骨や他の体内組織の天然成分である。コンドロイチン硫酸は、ドイツでは経口医薬品として認可されていないが、多数のサプリメントに使用されている。BfRは、サプリメントへの単離コンドロイチン硫酸の使用について、薬理学的作用(治療効果)が想定されない用量において健康影響評価を依頼された。
 国内の医薬品当局(連邦医薬品医療機器研究所)により経口摂取時の薬理学的用量が算定されていないため、BfRは、当該評価を一日摂取量800~1200mgに基づいて行った。
 現存データからは、健康で妊娠していない成人には重視すべき健康リスクは示唆されない。当該評価はデータ不足により多大の不確実性を伴っており、BfRは予防的理由から、妊婦、授乳中の女性、子供、青少年、抗血液凝固剤を服用している者に対し予防措置を講じるよう推奨する。これらのグループに対し、表示上で当該製品の摂取をやめるよう忠告すべきである。
 又、魚組織から抽出したコンドロイチン硫酸を含む製品は、魚たん白質アレルギーの者を保護するために、表示にその由来を明記すべきある。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/070925_verwendung_von_chondroitinsulfat_in_nahrungsergaenzungsmitteln.pdf