食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02120330314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「サプリメントへのグルコサミン及びその化合物の使用」を公表 |
資料日付 | 2007年9月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「サプリメントへのグルコサミン及びその化合物の使用」(15ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 グルコサミンは人体に天然に存在するアミノ糖で、結合組織、軟骨、関節液などの一成分である。グルコサミンは変形性膝関節症のための医薬品として使用される。又、多数のグルコサミン含有製品がサプリメントとして、しばしばコンドロイチン硫酸と組み合わされて市販されている。 BfRは、一日摂取量1250mg未満のグルコサミンの安全性に関し健康影響評価を依頼された。1250mg/日とは、欧州医薬品審査庁により医薬品として有効だと評価された用量である。 グルコサミンは、硫酸グルコサミン、塩酸グルコサミン、N-アセチルグルコサミンンなどから摂取されるが、N-アセチルグルコサミンに関するデータは不十分であるため、BfRは、硫酸グルコサミン及び塩酸グルコサミン由来のグルコサミン(1250mg/日未満)について評価した。 現存データからは、健康で妊娠していない成人には特段の健康リスクは示唆されないが、ブドウ糖耐性が低下した者、クマリン抗凝固剤を服用している者、心血管疾患のリスクのある者には健康リスクが示唆される。妊婦、授乳中の女性、子供、青少年に対する健康影響はデータ不足のため評価できない。 予防のためBfRは、当該サプリメンに、上記グループ(ブドウ糖耐性が低下した者、クマリン抗凝固剤を服用している者、心血管疾患のリスクのある者、妊婦、授乳中の女性、子供、青少年)を保護するための表示を行うよう提言する。 又、甲殻類の甲殻から製造されるグルコサミンについては、甲殻類アレルギーの者を保護するために、表示にその由来を明記すべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/verwendung_von_glucosamin_und_dessen_verbindungen_in_nahrungsergaenzungsmitteln.pdf |