食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02110390149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、アヒル用飼料添加物Natuphos(3-フィターゼ)の安全性と有効性に関する科学パネルの意見書
資料日付 2007年9月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、アヒル用飼料添加物Natuphos(3-フィターゼ)の安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表した。
 遺伝子組換えAspergillus niger(CBS 101.672)の産生する3-フィターゼを主成分とする酵素製剤Natuphosは、これまでに子豚、肥育用豚、雌豚、肉用鶏、産卵用鶏及び肉用七面鳥に対する安全性及び有効性に関しての評価が行われており、いずれも好意的な評価結果を得ている。今回、EFSAは、当該飼料添加物をアヒルに使用する場合の安全性と有効性に関して評価を行うよう欧州委員会から要請を受けた。
 肉用鶏及び肉用七面鳥に対する当該飼料添加物の有効性は、それぞれ375FTU/kg及び250FTU/kgの使用量で証明されている。アヒルにおけるフィターゼの作用機序は他種と同様であると考えられるため、使用量が同程度であれば有効性は証明可能である。今回の場合、申請者の提出データから、当該飼料添加物を300FTU/kg与えた場合、リン利用の点で対象動物に好影響が観察された。それゆえ、最低推奨量(300FTU/kg)の当該飼料添加物を与えた場合の有効性は十分に証明できたと考えられる。また、最大推奨量の100倍量以上の当該飼料添加物を与えた実験で対象動物に副作用は確認できなかったことから、最大推奨量の当該飼料添加物の安全性も証明できたと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/feedap_op_ej544_natuphos_ducks_en
,3.pdf