食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02100520305 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料添加物硫酸L-リジンの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2007年9月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、飼料添加物Vitlays(硫酸L-リジン)の安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表した。 飼料添加物Vitlaysは液体と固体があり、その主成分は、硫酸L-リジンと菌株Corynebacterium glutamicumの生成物である。 実験の結果から、当該製品にin vitroで遺伝毒性は無いことが確認された。一方、ラットを使用した別の実験では、泌尿器に腫瘍形成が見られたため、発がん性の可能性は否定できなかった。それゆえ、当該製品が消費者に対して安全であるかどうか、科学パネルは判断できる立場にはない。動物のリシン源として当該製品を使用した場合の危険性はデータから示されてはいないが、ラットを使用した実験データから、対象動物の安全性に対する懸念が示された。以上から、i)当該製品を登録する際には、発酵に使用した菌株Corynebacterium glutamicum(DSM 14764)を明記すること、ii)当該製品の安全性の再検討を行うことの二点を科学パネルは勧告した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/feedap_op_ej522_vitalys_asp_en.pdf |