食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02100480188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、除草剤グルホシネート耐性なたねT45の種子及びその加工製品について、食品及び飼料としての輸入及び使用に向けた市場流通許可申請に係る意見書を公表 |
資料日付 | 2007年7月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、除草剤グルホシネート耐性なたねT45の種子及びその加工製品を、食品及び飼料として輸入し、市場流通させる旨の申請について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から意見を求められ、2007年7月2日付け意見書(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 この申請案件は、除草剤グルホシネート耐性なたねT45の種子及び加工品を食品及び飼料として輸入、市場流通許可を求めるものである。なお、この申請はT45をヨーロッパで栽培することを目的とするものではない。また、申請者の経営上の理由からT45の販売は2003年に中止され、今後の販売予定も無い。しかし、わずかにヨーロッパに輸入されたロットが残存している可能性を排除できない状況にある。 T45の遺伝子の発現、挿入遺伝子の安定性、対照なたねとの化学組成の比較分析、毒性、アレルゲン性及び栄養評価などについて検討した。その結果、特にラットを使用した経口亜慢性毒性試験を欠くことで、T45の栄養阻害要因及び毒性について対照と比較して有意の増加があった場合に生じるリスクを排除できない。 よって、遺伝子組換えなたねT45の加工品(油及び油粕)をヒトや動物が定期的に摂取することは、従来のなたね加工品の摂取と同等の安全性があると見なすことは出来ない。 しかしながらAFSSAは、T45が市場から回収されたこと、及び既に輸入されたと思われるロットには遺伝子組換えなたねが微量にしか含まれないことに鑑み、この特別な状況においてはT45を含むこのようなロットの散発的な摂取はヒトや動物の健康リスクを生ずるものでないと評価するものである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/41880-41881.pdf |