食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02100460188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、高リシンとうもろこしLY038の穀粒及び加工製品について、食品及び飼料としての輸入及び使用に向けた市場流通許可申請に係る意見書を公表
資料日付 2007年6月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、高リシンとうもろこしLY038の穀粒及び加工製品を、食品及び飼料として輸入し、市場流通させる旨の申請について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から意見を求められ、2007年6月5日付け意見書(11ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 高リシンとうもろこしLY038は、Corynebacterium glutamicumに由来するcordapA遺伝子を導入して作成され、cordapA遺伝子はジヒドロジピコリン酸合成酵素(cDHDPS)たん白質を発現し、とうもろこしのリシン含有量を増加させるものである。また、家畜の栄養バランスを良くするために豚、鳥及び乳牛にリシン強化飼料を与えることはヨーロッパにおいて普通の飼育方法となっている。なお、LY038は飼料であるが、偶発的に食品に混入する可能性を考慮し、食品としての申請もされている。
 遺伝子の発現、挿入遺伝子の安定性、対照とうもろこしとの化学組成の比較分析、毒性、アレルゲン性及び栄養評価などについて検討した。
 本資料の中で示された結果に基づき、特に遺伝子構造、LY038の穀粒に含まれるリシンの代謝、急性毒性試験、亜慢性毒性試験、飼料の有効性に注意を払いつつ、鶏による動物実験を行った結果、非遺伝子組換えとうもろこしと安全性は同等であった。
 また、検討の結果、ヒトによるとうもろこしLY038の摂取においても非遺伝子組換えとうもろこしを摂取した場合と安全性は同等であると評価された。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/41968-41969.pdf