食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02100440188 | 
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、Aspergillus niger産生のアスパラギナーゼをL-アスパラギンと炭水化物を含み120℃以上で調理する食品への使用許可に関する意見書を公表 | 
| 資料日付 | 2007年5月31日 | 
| 分類1 | - | 
| 分類2 | - | 
| 概要(記事) |  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、Aspergillus niger産生のアスパラギナーゼをL-アスパラギンと炭水化物を含み120℃以上で調理する食品への使用許可について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの意見要請に対する2007年5月31日付け意見書(3ページ)を公表した。 この申請内容はL-アスパラギンと炭水化物を含み120度C以上で調理する食品(パンやイモを主体とした揚げ物等)にAspergillus nigerが産生するL-アスパラギナーゼ(またはアスパラギナーゼ)を加熱前に添加し、メイラード反応で生成されるアクリルアミドの前駆体であるL-アスパラギンを分解し、アクリルアミド生成量減少を目的とした酵素製剤の使用許可である。 当該酵素製剤については、Aspergillus niger ASP-72株を使用し、ラットによる14日間の経口亜急性毒性試験では毒性徴候なし。ラットによる90日間の経口亜慢性毒性試験から無毒性量(NOAEL)の値(雄1 ,157mg/kg体重/日、雌1 ,131mg/kg体重/日)を設定した。催奇形性試験及び変異原生試験では異常は認められなかった。90日間の毒性試験から安全係数を648とした。 食品内に残るアスパラギナーゼは120℃以上に加熱され不可逆的に変成しているため、アレルギーリスクについては記載されなかった。 以上から、申請通りの使用条件であれば、アスパラギナーゼの使用は消費者に健康被害を及ぼすものではない。したがってAFSSAはこの許可申請書に肯定的意見を付す。  | 
						
| 地域 | 欧州 | 
| 国・地方 | フランス | 
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) | 
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) | 
| URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/41962-41963.pdf |