食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02080040216 |
タイトル | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、トランス脂肪酸摂取量の低減対策検討会議を開催 |
資料日付 | 2007年9月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は、トランス脂肪酸摂取量の低減を促進するためにファストフードを含む食品業界代表との会議を開催し、各種の措置について検討を行った。 現在、ニュージーランドにおけるトランス脂肪酸の摂取量は、一日当たり総エネルギー摂取量の0.7%にすぎず、WHOが勧告している1%未満より低い水準にある。他方、飽和脂肪酸については、摂取量が15%以上とWHOの勧告レベルである8~10%を超えており、早急に低減を図る必要性が指摘されている。 同会議では、ファストフードチェーン、食用油脂生産業界、食品業界団体、全国心臓基金(National Heart Foundation)及び豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)の代表が参加し、飽和脂肪酸のレベルを上昇させずにトランス脂肪酸の摂取量を低減させる方法について議論が行われた。会議参加者は、価格及び味が油揚げの慣行(frying practices)を改善させる重要な要素であることを確認し、促進策としての訓練・研修計画について検討を行った。 2007年5月に公表されたトランス脂肪酸に関するFSANZの報告書においては、当面追加的規制措置は必要とされず、業界による自主的な措置を促進していく事が望ましいと勧告している。NZFSAとしては、非規制的措置の促進を支持している。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド食品安全機関(NZFSA) |
情報源(報道) | NZFSA |
URL | http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2007/nzfsa-looks-to-lower-tfas-2007-09-04-.htm |