食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02070310314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第120回プラスチック委員会の議事録を公表
資料日付 2007年8月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、第120回プラスチック委員会(2006年11月22~23日開催)の議事録(4ページ)を公表した。議題及び概要は以下のとおり。
1. 食品と接触する紙中のフタル酸ジイソブチル(DIBP)に関する評価
 評価に十分なデータは提出されていない。それゆえ暫定的に、紙・複合紙から食品へのDIBPの溶出の評価の根拠に、欧州食品安全機関(EFSA)がフタル酸ジ-n-ブチル(DBP)に対して設定した耐容一日摂取量(TDI)0.01mg/kg体重を用いる。
2. 勧告LIII「交差結合ポリアクリル酸塩ベースの吸水素材を使用した、食品用の吸水性充填材及び吸水性包装材」に応じた吸水性充填材の評価
 BfR及び連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)に、当該吸水性充填材に対する要件が一部で遵守されていないとの情報が寄せられたが、BVLが調査したところ、当該吸水性充填材は勧告LIIIを遵守して使用されており、プラスチック委員会が対処する必要はないと考える。
3. シリコン焼き型の検査
 総溶出量の検査法に問題があったため代替法※が開発されたが、まもなくその認証が行われる。(※シリコン焼き型で焼いた食品から抽出した脂肪エキスをH-NMRで検査し、総シロキサン量を把握する。)
4. ゴム製搾乳装置部品からの第一級芳香族アミンの溶出に関する評価基準
 評価基準の草案について協議された。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/207/120_sitzung_der_vorlaeufigen_kunststoffkommission_des_bfr.pdf