食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02060320451
タイトル 米国政府説明責任局(GAO)、米国農務省(USDA)の家畜識別システム(NAIS)に関する報告書を発表
資料日付 2007年8月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国政府説明責任局(GAO)は、米国農務省(USDA)の家畜識別システム(NAIS)に関し「迅速で効果的な疾病追跡調査を達成するには複数の主要課題の解決が必要」との報告書を発表した。GAOによる調査結果概要は以下のとおり。
1.懸念の大きい動物の疾病に重点をおくといった動物の種による優先順位をつけずに、全ての動物に対してNAISを同時に導入しようとしているため連邦政府、州、事業者のリソースが分散してしまっている。
2.既存のUSDAおよび州の家畜識別要件との統合計画を作成してこなかったため、生産者が新たなIDのための投資に消極的になっている。
3.家畜IDと追跡技術の選択、標準化、試験について、画一したプロセスを踏んでいない。
4.迅速な追跡調査と遅れた対応と大きな経済的損失発生の可能性について、期限を明確に定めていない。
5.USDAは種や年齢といった潜在的に重要な情報を、NAISデータベースには求めていない。
6.NAISの導入および維持に関し、包括的なコスト試算や費用-便益分析が行われていない。州および企業にとっての最大の懸念はコストである。
 これらの点について、改善が図られるよう勧告が行われた。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) -
情報源(報道) 米国政府説明責任局(GAO)
URL http://www.gao.gov/highlights/d07592high.pdf