食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02020320332 |
タイトル | 英国獣医学研究所(VLA)、2007年5月動物疾病サーベイランス報告書(12ページ)を公表 |
資料日付 | 2007年7月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国獣医学研究所(VLA)は7月9日、2007年5月の動物疾病サーベイランス報告書(12ページ)を公表した。主要項目は以下のとおり。 1. 乳牛群におけるマイコプラズマ乳腺炎 Penrith地区における120頭の乳牛群で数頭にマイコプラズマ乳腺炎及び関節炎が発生した。 2. 子羊及び子牛におけるNematodirus battusの感染 (1) Langford地区において呼吸困難の状態を示した3ヶ月齢の子羊及び6ヶ月齢の子羊について死後検査を行った結果、重い肺炎が発見され、Manheimia haemolytica及びMycoplasma ovipneumoniaeによるものと確認された。80頭の子羊グループの中、18頭が感染し、3頭が死亡した。 (2) Shrewsbury地区において9件について診断を行ったところ、特に3~10週齢の子羊が感染し、一部の群では10%が呼吸困難状況を示し、死亡率が10%にまで達したことが報告された。 3. 高地めん羊における跳躍病の集団発生 (1) Aberystwyth獣医学研究所は、300頭のWelsh Mountain shearling雌ヒツジ群における跳躍病について診断した。その中、8頭が神経質な症状を示し死亡した。 (2) さらに、別の80頭のWelsh Mountain yearling雌ヒツジ群の中、11頭が死亡したことが報告されている。 4. 家きんにおけるH7N2型鳥インフルエンザの発生 Shrewsbury獣医学研究所に死後検査のために送付された3羽の鶏からH7N2型の鳥インフルエンザウイルスが検出された。感染した鳥は最近購入された15羽のグループの一部で、その中の10羽は10日の間に死亡した。 5. ブロイラー雛鶏におけるEnterococcus hiraeによる損失 日齢7日のブロイラー雛鳥25 ,000羽から成るグループの2%が生後3~4日後にEnterococcus hirae感染の兆候を示し、死亡した。さらに、別のブロイラー養鶏施設では、日齢5日の雛鳥21 ,000羽のグループにおける死亡率は1%であった。 6. アルパカにおける結核 犬に襲われ重い病状を示した3才のアルパカが安楽死に処せられ、検査に送付された。検査の結果、牛結核の兆候が見られた。 7. トナカイにおけるウシバエの蔓延 スエーデンから輸入された月齢10ヶ月のトナカイにウシバエの蔓延が見られたとの報告が開業獣医師から寄せられた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国獣医学研究所(VLA) |
情報源(報道) | Veterinary Laboratories Agency |
URL | http://www.defra.gov.uk/corporate/vla/science/documents/end-survreport-0507.pdf |