食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02020130361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、市販の野菜・果物中の残留農薬について、2007年6月の検査結果を公表し、食品安全警報を発信 |
資料日付 | 2007年7月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は7月25日、同署薬物食品検査局が2007年6月に市販の野菜・果物中の残留農薬について実施した検査の結果を公表するとともに、同署が信号色の3段階にレベル分けして発している食品安全警報の黄信号レベルの警報を発信した。概要は、以下のとおり。 1.野菜・果物158サンプルのうち、野菜6サンプルに基準違反が見られた。以下、問題のサンプル:検出農薬(検出レベル)の順に記載。 (1)へちま:シペルメトリン(0.21ppm)、(2)ピーマン:ペンシクロン(0.03ppm)、(3)芥藍(カイラン。Chinese kale):フィプロニル(0.08ppm)、(4)ニラ:エチオン(0.05ppm)、(5)パクチョイ(中国野菜。チンゲン菜の白軸のもの):イミベンコナゾール(0.04ppm)、(6)パクチョイ:チアベンダゾール(0.02ppm)。 2.問題の野菜・果物については、同署はすでに出所を調査し、法に基づき処理を行っている。サンプルの出所(サプライヤー)は、情報源のURLから入手可能。 3.同署の定める「農薬残留基準値」は、行政管理上の規制値であって健康被害をもたらす臨界点ではない。今回の検出レベルは、各農薬の一日摂取許容量(ADI)を体重60kgの成人のADIに換算した値と比較した場合、問題のサンプルを100g摂取しても農薬摂取量はADIの0.03?67%に過ぎないため、健康被害は懸念されない。 以上の結果及び講評を踏まえ、同署は消費者に対し、野菜・果物の購入の際は信頼の置ける販売店で購入するよう勧めている。また、野菜を洗浄する際はまずは根の部分を水で洗浄してから根を取り除き、さらに10?20分間水に浸してから再度水で2?3回洗浄すると農薬の除去に有効である旨をアドバイスしている。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://consumer.doh.gov.tw/fdaciw/pages/naderism_content.jsp?typeSn=4&listSn=38&sn=274&pageNo=1&prePageNo=1 |