食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02010360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え飼料を給餌した動物の肉、ミルク及び卵中の組換えDNAやたん白質の動向に関する声明
資料日付 2007年7月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、遺伝子組換え飼料を給餌した動物の肉、ミルク及び卵中の組換えDNAやたん白質の動向に関する声明を公表した。
 EFSAは、家畜の胃腸内での組換えたん白質やDNAの動向に関して調査を行うよう欧州委員会から要請を受けた。
 今回は、主に、(1)飼料の加工及び貯蔵過程における組換えDNA及びたん白質の動向、(2)遺伝子組換え飼料を給餌した家畜の胃腸内での組換えDNA及びたん白質の動向、(3)消化されたDNAやたん白質が動物の組織に吸収される可能性、(4)吸収されたDNAやたん白質の生物学的機能性に関する調査を行った。
 調査の結果、飼料の機械的な処理によりDNAの安定性は影響を受けないが、抽出処理や牧草として貯蔵することによりDNAは分解されることが知られている。遺伝子組換え植物のDNAやたん白質は家畜の体内で消化されヌクレオチドやアミノ酸などに分解されて腸管から吸収されると考えられるが、これまで遺伝子組換え植物由来の組換えDNAやたん白質がブロイラー、牛及び豚などの家畜の組織、体液及び可食部位から検出されたことはないことも多くの研究結果から明らかとなっている。また、飼料から吸収されたDNAやたん白質は分解されて微小になっているため、動物組織中で機能する可能性は極めて疑わしい。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/gmo/statements.Par.0002.File.dat/EFSA_statement_DNA_proteins_gastroint.pdf