食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02010350149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、グルホシネート耐性大豆A2704-12の食品、飼料、輸入及び加工用流通認可に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2007年7月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、グルホシネート耐性大豆A2704-12の食品、飼料、輸入及び加工用流通認可に関する科学パネルの意見書を公表した。 評価にあたり、科学パネルは、主に、挿入DNAの分子特徴、標的たん白質の発現について科学的な評価を行い、栽培上の特徴と構成成分に関する比較分析、毒性やアレルギー誘発性に関する安全性評価を行った。 当該GM作物は、パーティクルガン法による遺伝子組換え技術によって作出したものであり、Lグルホシネートアンモニウム(L-glufosinate-ammonium)をアセチル化するPATたんぱく質を発現させる遺伝子を有する。DNA解析の結果、当該GM作物の挿入構造の安定性は十分保たれていると思われる。また、合成されるポリペプチドにも既知毒性やアレルゲンとの構造相同性は認められなかった。分析の結果、当該GM作物は、挿入された特徴を除き、組成及び栽培に関して非遺伝子組換え大豆と相違点は無いことが明らかとなったため、当該GM作物に安全性の懸念は無いという結論に至った。動物実験の結果から、PATたん白質の毒性は確認されず、これまでの科学パネルの評価においてもPATたん白質の安全性に関して懸念は指摘されていない。当該GM作物による環境への非意図的影響も、非遺伝子組換え大豆と同等であると言える。 それゆえ、グルホシネート耐性大豆A2704-12に関する情報は加盟国からの懸念を払拭するに十分であり、グルホシネート耐性大豆A2704-12はヒトや対象動物の健康及び環境に悪影響を及ぼすものではないという結論に至った。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/gmo/gmo_opinions/ej524_soybean.Par.0001.File.dat/gmo_op_ej524_A2704-12Soybean_en.pdf |