食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02010260343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、感染症サーベイランス定期報告 |
資料日付 | 2007年7月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、2007年7月17日付週刊疫学報告(BEH)第29?30号「感染症サーベイランスの定期報告」を公表した。食品に関連する記事は次の2点。 1.2006年にフランスで発生した急性A型肝炎 A型肝炎は、流行する可能性があり、大人に深刻な症状をもたらすこと、また有効なワクチンが存在することから、全国サーベイランスシステムを実施する必要性があった。2005年11月に集団症例の発見及び発症率の推定を目的として、届出が義務づけられる疾病に指定された。2006年に届出のあった症例の分析結果が明らかにされた。 2.2003年?2006年に発生したフランスにおけるヒト・ボツリヌス症 フランスで2003年?2006年に56件のボツリヌス症(96人が罹患)の届出があった。B型毒素によるボツリヌス症が確認症例の79%を占めていた。そのうちの16件について原因が特定され、11件が自家製又は手作りのハム、4件が自家製豚肉加工製品、1件が市販のソーセージだった。ボツリヌス症はフランスでは稀な疾病であり、多くは単独で又は家庭内で発生し、ここ数年間で症例数は減少している。しかしながら、3例の幼児ボツリヌス症や2例の麻薬中毒患者など通常とは異なる症例が特定されており、注意深いサーベイランスが必要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/display/?doc=beh/2007/29_30/index.htm |