食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02010190149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、牛肉及び牛肉製品の残留ホルモンに関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2007年7月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、牛肉及び牛肉製品の残留ホルモンに関する科学パネルの意見書を公表した。 2002年、科学委員会は、牛に肥育ホルモン剤を使用することによるヒトへの健康リスクの懸念を指摘したリスク評価結果を公表したが、今回、EFSAは2002年のリスク評価以降に公表された新規の科学的研究結果を評価するよう欧州委員会から要請を受けた。 牛の肥育ホルモン剤は、肉やその他可食部位への残留によるヒトへの健康リスクの懸念からEUでは認可されていない。近年、牛肉の残留ホルモンを検出し数値化する高感度の分析技術が開発されているものの、これらの技術が広く使用されているとは言い難い。それゆえ、暴露評価に必要な残留ホルモンの種類や量に関するデータが十分に蓄積されておらず、牛肉の摂取とホルモンを原因とするがんの発生との相関関係を疫学的に調査し評価を行うことは不可能となっている。 2002年以降に公表されたデータは、牛肉等の残留ホルモンに関連したヒトへの健康リスクの可能性についての認識を変えるような定量的な情報ではなく、これらのデータに基づき、科学委員会(SCVPH)が2002年に牛に肥育ホルモン剤を使用することによるヒトへの健康リスクの懸念を指摘したリスク評価結果を再評価する理由はないと科学パネルは考える。 また、牛に肥育ホルモン剤を使用した結果、牧場からの汚水が及ぼす川魚への悪影響を示すデータもあることから、EFSAは引き続き残留ホルモンと健康リスクの関係に関するデータを収集することにしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/contam/contam_opinions/ej510_hormone.Par.0001.File.dat/CONTAM_ej510_hormone_op_en.pdf |