食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02000020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、着色料レッド2Gに関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2007年7月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、着色料レッド2Gに関する科学パネルの意見書を公表した。 着色料レッド2Gは1977年及び1981年にFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会により、また1975年にEUの科学委員会により評価が行われ、その際に0.1mg/kg体重のADIが設定された。 EUでは、レッド2Gは朝食用ソーセージ及びハンバーガー用の肉にのみ使用することが許可されており、最大量20mg/kgまで使用できる。100gの朝食用ソーセージ及び100gのハンバーガー用の肉を消費すると仮定すれば、食事によるレッド2Gの摂取量は2mgになる。レッド2Gは大部分がアニリンに代謝されることが知られている。レッド2Gと代謝物アニリンに関する遺伝毒性及び発がん性に関する知見の蓄積は限定されているものの、アニリンを摂取したげっ歯類には遺伝毒性及び発がん性が確認されている。 アニリンはin vivoでラットやマウスに遺伝毒性があり、げっ歯類の発がん性を軽視するには十分な根拠がなく、さらに動物やヒトにおけるアニリンの代謝を考慮するとヒトの発がん性リスクは排除できないため、科学パネルはレッド2GのADIを廃止した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/science/afc/afc_opinions/ej515_red2g.html |