食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01980300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新規BSE迅速検査法の評価手順に関する科学パネルの意見書
資料日付 2007年6月29日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、新規BSE迅速検査法の評価手順に関する科学パネルの意見書を公表した。
 現在、EUでは30ヶ月齢以上の牛を対象にした12のBSE迅速検査法が認可されている。今回、科学パネルは、過去の評価やアクティブサーベイランスプログラムを通じて得られた経験と知識を考慮に入れ、新規BSE迅速検査法の評価手順の改訂を行うことにした。改訂した評価手順により、新規に認可された検査法が以前に認可された検査法に質の点で劣ることのないよう留意し、評価基準においてこれまでよりも一層、包括的で高い水準を維持するように努めた。ただ、前回行われた迅速検査の評価以来、2種類の牛のTSE(非定型BSE H型及びL型)が新たに報告されたが、これらの生物材料が入手できないため、今回の評価手順改訂に、これら非定型BSEに関するパフォーマンス評価は含んでいない。
 今回の評価手順改訂に際し、認可済みTSE検査法も分析感度など新たなパフォーマンス基準を満たすかどうか判断する必要がある。また、将来的にH型もしくはL型BSEの脳が入手できた場合には、これまで従来型のBSEのみを対象に認可された検査法も、再評価を行う必要がある。BSE H型及びL型のパフォーマンス基準を満たさないと仮定される検査法はフィールドテストを行うべきではないことも併せて提案した。さらに、フィールドパフォーマンスやEUの政策に基づいた認可済み検査法の定期的な再評価システムについても、リスク管理者が検討すべきであると科学パネルは勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/biohaz/biohaz_opinions/ej508_post_mortem_cattle.html