食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01980180332
タイトル 英国獣医学研究所(VLA)、2007年1年~3月期の化学物質による食用動物への汚染状況に関する報告書を公表
資料日付 2007年5月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国獣医学研究所(VLA)は、2007年1年~3月期の化学物質による食用動物への汚染状況に関する報告書(PDF 3ページ)を公表した。
 同報告書の概要は以下のとおり。報告書番号/日付/汚染物質/内容/推定原因の順に記載。
1.(2007/05)/2007年/1月24日/鉛/1頭の子牛が死亡/鉛の汚染は、囲い柵として使用されていた古い門の塗料が原因と推定されている。
2.(2007/09)/2007年/3月9日/鉛/10才の雌牛が鉛中毒の症状を示し死亡/牧畜地の大部分は古い鉛採掘所跡にあった。
3.(2007/04)/2007年/1月/18日/銅/2頭の雄のめん羊が死亡。1頭の肝臓から589mg/kgの銅を検出。/家畜品種展参加に備えて給餌された銅及びセレニウムを含むミネラル強化飼料が原因と推定されている。
4.(2007/08)/2007年/3月8日/銅/定期的な肝臓の銅汚染モニタリングで雌の乳牛1頭の肝臓から高レベルの銅が検出された。/1月末まで銅を含む強化飼料が給餌された。2月以降は、40mg/kgだけの硫酸銅が添加された飼料が給餌されており、具体的な措置を取る必要はないとされている。
5.(2007/01)2007年1月5日/ボツリヌス中毒の疑い/8~10ヶ月齢の若い雌牛4頭が症状を示し、死亡もしくは殺処分された。他に2頭も感染。/農場の一角に以前ブロイラー養鶏場が存在していた。家きんの残渣が原因となった疑い。
6.(2007/06)2007年2月7日/3頭の肉牛がボツリヌス中毒と診断された。その2頭は死亡、もう1頭は殺処分された。/ブロイラーの残渣が原因の疑い。
7.(2007/07)/2007年3月5日/数頭の雌牛が不活発な症状を示し、死亡または殺処分された。慢性ボツリヌス症との疑いもあったために、検査が行われたが具体的な原因については特定出来なかった。
8.(2007/03)/2007年1月15日/25頭の雌山羊がボツリヌス中毒で死亡/ブロイラーの残渣が原因と見られる。
9.(2007/10)/2007年3月19日/12ヶ月齢のめん羊5頭にボツリヌス中毒の疑い/ブロイラーの残渣が原因と見られる。
10.(2007/02)/2007年1月5日/6頭の子豚がアスファルト中毒で死亡/豚小屋のコンクリート床に穴ができ、アスファルト層に暴露された疑い。
11.(2007/11)/2007年3月29日/55頭の妊娠した雌山羊13頭が食欲不振、不活発な症状を示した。/検査の結果、汚染された反すう動物のたん白質を含む飼料給餌によるものと判明。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国獣医学研究所(VLA)
情報源(報道) Veterinary Laboratories Agency
URL http://www.defra.gov.uk/corporate/vla/science/documents/science-chem-food-march07.pdf