食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01970330188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、除草剤耐性及び害虫抵抗性をもつ遺伝子組換えとうもろこしMON88017×MON810の種子及び加工製品の食品及び飼料としての輸入及び使用に向けた市場流通許可に関する意見書
資料日付 2007年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、除草剤耐性及び害虫抵抗性をもつ遺伝子組換えとうもろこしMON88017×MON810の種子及び加工製品を食品及び飼料として使用する目的で輸入し市場流通させる申請について、経済・財政・産業省競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から意見を求められ、今般2007年5月3日付意見書(7ページ)を公表した。
 EC規則1829/2003によると、欧州食品安全機関(EFSA)が遺伝子組換え食品及び飼料に関する申請書の評価を行ない欧州委員会に意見書を提出するが、EFSA はEU加盟国が申請の最初の段階で気づいた点を報告することができるとしたことから、フランスではDGCCRFがAFSSAに諮問した。概要は以下のとおり。
 申請案件は、グリホサート耐性系統と特定のチョウ目に抵抗性をもつ系統の2系統を掛け合わせた遺伝子組換えとうもろこしMON88017×MON810の市場流通許可についてである。遺伝子組換えとうもろこしMON88017は、既にAFSSAが検討し2007年4月4日付意見書が提出されている。
 遺伝子の発現、挿入遺伝子の安定性、対照とうもろこしとの化学構造の比較分析、当該遺伝子組換えとうもろこしの毒性、アレルゲン性及び栄養評価等について検討した。その結果、当該遺伝子組換えとうもろこし及びその加工製品が従来のとうもろこし及びその加工製品と同じ衛生安全レベルであることの確認は、遺伝子組換えとうもろこしMON88017の評価を終えてから行うべきであると考える。
 ラットの給餌試験から当該とうもろこしに特別な有毒作用はみられないこと、また鶏の給餌試験から当該とうもろこしとその対照の非遺伝子組換えとうもろこしは栄養学的に同等であることが結論として導き出されるとしたが、両給餌試験においてグリホサートを散布した遺伝子組換えとうもろこしMON88017を使用していれば、これらの結論がより確実なものになっていたと考えられる。
 また、申請者はMON810とMON863×MON810に関する以前の申請書に記載のあるたん白質Cry1Ab関連のデータを引用すべきであった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/41051-41052.pdf