食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01960280149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、家禽類への鳥インフルエンザワクチン接種に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2007年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、家禽類への鳥インフルエンザワクチン接種に関する科学パネルの意見書を公表した。 現在、鳥インフルエンザの管理措置は感染群の殺処分が中心になっているが、ワクチン接種プログラムを併用して鳥インフルエンザの感染拡大を阻止しようとしている国が増えてきている。EFSAは、欧州委員会から、家禽類への鳥インフルエンザワクチン接種の有効性と安全性に関する意見書を発表するよう要請を受けた。 評価の結果、現在、鶏やアヒルなどの家禽に対して使用されている鳥インフルエンザワクチンは、EUの品質基準を満たし、安全でしかも有効であることが証明されている。しかし、その他の家禽へのワクチン接種の有効性は、はっきりしていない場合もある。 家禽類へのワクチン接種は、鳥インフルエンザの感染拡大を阻止し、殺処分を減少させることで、動物の福祉という観点からも大いに意義のある措置だといえよう。さらにワクチン接種は、ヒトや他の動物への鳥インフルエンザの感染拡大を阻止する効果もあるため、科学パネルは安全性と有効性が証明されたワクチンの家禽類への接種を推奨している。また、ワクチン接種によるヒトの健康への影響に関しては、認可済みワクチンの使用は安全であり、ヒトの食用となる家禽製品に悪影響を与えることはないといえる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/ahaw/ahaw_opinions/ej489_ai_vaccines.Par.0001.File.dat/ahaw_op_ej489_AI_Vaccination_en.pdf |