食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01950320149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、大豆由来天然混合トコフェロール、天然D-αトコフェロール、天然D-α酢酸トコフェロール及び天然D-αコハク酸トコフェロールに関する科学パネルの意見書
資料日付 2007年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、大豆由来天然混合トコフェロール、天然D-αトコフェロール、天然D-α酢酸トコフェロール及び天然D-αコハク酸トコフェロールに関する科学パネルの意見書を公表した。
 天然混合トコフェロール(ビタミンE)は、主に脂肪分の多い食品の酸化防止剤として使用されている(50mg/kg)。これは、脂肪摂取が60~80g/day(3~4mgトコフェロール)と仮定した場合、大豆タンパク0.03μgの摂取に相当する。また、天然混合トコフェロールは栄養補助食品としても使用され、大豆の脱臭蒸留油から抽出されている。
 32人を対象にした臨床試験の結果、皮膚試験で被験者はトコフェロールに反応しなかったものの、1人が最大500mgの混合トコフェロールに対して口腔アレルギー症候群を発症した。ただ、この臨床試験は不十分であることから、当該製品がアレルギー反応を引き起こした可能性は判断できなかった。
 当該製品の原料、製造過程及び少量の残留タンパクなどから考えて、大豆由来天然混合トコフェロール/D-αトコフェロールがアレルギー反応を引き起こす可能性はない、と科学パネルは考える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/nda/nda_opinions/ej485_tocopherols.Par.0001.File.dat/nda_op_ej485_tocopherols_adm_cognis_cargill_en.pdf.pdf