食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01940070316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)、「2005年全国残留農薬報告書」を公表 |
資料日付 | 2007年6月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は、「2005年全国残留農薬報告書」を公表した。概要は以下のとおり。 1.検査食品数:16 ,019サンプル 2.検査物質数:674物質(2004年より40物質増) 1サンプルにつき平均172物質を検査した(2004年は平均137物質)。312物質が1サンプル以上で検出され、362物質はいずれのサンプルからも検出されなかった。156物質で、残留基準値の超過があった。 3.結果概要 (1)全サンプルの5.8%が残留基準値を超過していた。(2004年は7.4%) (2)全サンプルの38%で農薬が検出されなかった。 (3)乳幼児用食品の80%以上で農薬が検出されなかった。乳幼児用食品で残留基準値を超過していたものはなかった。 (4)農薬が残留していた主な果物及び野菜は、ルッコラ、パプリカ、なす、フサスグリ、ぶどう、ズッキーニ、サラダ菜及びももであった。 (5)じゃがいも、キャベツ、アスパラガス及びアーティチョークの70%で農薬は検出されず、残留基準値超過は2%未満であった。食用穀粒の検査結果も同様に良好であった。 (6)全サンプルの41.5%で、2種以上の農薬を検出した。 (7)残留基準値を著しく超過していた13サンプルについては、健康リスクを排除できない。 (8)今回初めて有機食品の検査結果が従来食品と別に示された:有機食品796サンプルの74%で農薬が検出されなかった。25%から農薬が検出されたが残留基準値以下であり、残留基準値超過は1%であった。 EU内で残留基準値の統一が終了していないため、輸入製品で残留基準値を超過するものが依然多かった。残留基準値超過率が前年に比べ減少したのも、EU内で残留基準値の統一が進んでいることにも起因する。 過去によく農薬が検出された食品を集中的に検査しているため、検査結果は流通している全食品のデータを代表するものではない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/Rueckstaende/Nat__Berichterst__PSM__Rueckstaende__2005.html__nnn=true |