食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01920380334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、全幼児に対しビタミンD補給の実施を勧告する報告書を公表 |
資料日付 | 2007年5月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は、生後0~12ヶ月の乳児すべてに対しビタミンDの補給を政府の政策として実施するよう勧告した報告書を公表した。 同報告書は、FSAIの科学委員会がアイルランドにおいて、ビタミンDの欠乏による乳児のくる病が発生している状況を指摘していることを受け策定された。報告書によると、最近ダブリンの小児病院2ヶ所でくる病の症例が23件も報告された。 報告書に盛り込まれた勧告の主要点は以下のとおり。 1.保健専門家及び両親達はアイルランドでビタミンDの欠乏が顕著になっている状況について認識する必要がある。 2.完全母乳育児の乳児は一日当たり0.3mlのビタミンサプリメントAbidecの補給を受けるべきである。部分的な母乳育児の乳児については、500mlを超える乳児用ミルクの授乳を受けていない限り、一日当たり0.3mlのAbidec補給を受けるべきである。すべての乳児について、ビタミン補給は誕生時に開始され12ヶ月齢まで継続される必要がある。 3.ビタミンDだけを補給する新サプリメントの入手が可能となる必要がある。新サプリメントは、授乳方法に拘わらず、全ての乳児が誕生時から12ヶ月までに一日当たり5μgのビタミンDを摂取するよう補給されるべきである。 4.他の年齢グループ、特に幼児、就学前の小児、妊娠中の女性及び学校児童におけるビタミンDの摂取状況の改善を図るために作業グループを設置し、勧告案を策定する必要がある。 報告書の全文(PDF 52ページ)については、以下のURLから入手可能。 http://www.fsai.ie/publications/reports/vitaminD.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | Fod Safety Authority of Ireland |
URL | http://www.fsai.ie/news/press/pr_07/pr20070516.asp |