食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01910380305 |
タイトル | 欧州委員会、オーストラリアにおけるBSE対策に関する視察報告 |
資料日付 | 2007年5月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会の食品獣医局は、オーストラリアにおけるBSE対策に関する視察をし、評価を行った。 オーストラリアは、2004年のGBR評価で指摘された同国のBSE対策に関する改善策に対し、未だ限定的な改善しか行っていない。同国の現在のBSEサーベイランス水準でもBSEを発見できるだろうが、BSE検査用の牛の選別に問題点があるなど、サーベイランスプログラムの感度や信頼性が損なわれる懸念もある。近年、反すう動物の飼料規制の履行の管理に改善が加えられているが、交差汚染も発生しており、飼料の検査と牛がBSE陽性反応を示した場合の措置の実施に対する信頼は高いとは言えない。特定危険部位に関する措置や動物副産物処理に関する国内基準を考慮すれば、反すう動物の飼料規制は十分効果的とは言えず、BSE病原体が同国の牛集団に蔓延するリスクは高くなる可能性がある。 一方、生体牛や動物製品の輸入には、効果的なリスクマネジメント及び管理システムが導入され、EUへの牛肉の輸出証明書もEU基準に則ったものとなっている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://ec.europa.eu/food/fvo/act_getPDF.cfm?PDF_ID=5701 |