食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01890410361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、一般向け解説記事「リスクコミュニケーションをベースとした消費時代が来たる」を公表 |
資料日付 | 2007年4月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は4月12日に一般向けの解説記事「リスクコミュニケーションをベースとした消費時代が来たる」を公表し、現代の生活においては「ゼロリスク」な食品は存在せず、「受け入れ可能なリスク(acceptable risk)」の概念こそ科学的かつ現実的であることを説明した。記事の概要は、以下のとおり。 ①現代の成熟した社会においては「ゼロリスク」の概念は非現実的であり、リスク評価によってハザードとリスクの関連性を明らかにし、これにより格付けされたリスクのレベルに基づきリスクを「受け入れ可能な」範囲内にコントロールすることが重要である。「受け入れ可能なリスク」とは、単一の数値ではなく、相対的な概念である。 ②全ての汚染物質が高い毒性や高いリスクを有するわけではない。日常の食生活において、汚染物質の摂取量が健康の維持に許容可能な範囲内にあるか否かにかかわるリスクの概念を(台湾)国民が徐々に受け入れてくれることを同署は希望する。リスクの概念を理解したうえで、これまでの食品関連事件を改めて振り返れば、これからはいかにリスクを避ければ良いかを知ることができ、今後は食品関連事件のニュースに遭遇するたびに驚愕することもなくなるであろう。 ③我々の生活環境には、様々な健康リスク因子が存在するが、様々な予防措置を講じ、国民が健康リスクについて正しい認識を持つことが出来れば、リスクの発生を減らすことが出来る。現代生活において、我々は文明を享受すると同時に様々な物質からの若干のリスクにもさらされている。当局は様々な管理措置を講じ、メディアは国民の理解を助ける報道を原則とし、国民はバランスの良い食生活によりリスクを分散させることにより、共にリスク管理に取り組むことこそが重要である。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?dept=&class_no=0&now_fod_list_no=&array_fod_list_no=&level_no=1&doc_no=49395&show=show |