食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01880180294 |
タイトル | WHO、「乳児用調製粉乳の安全な調製・保存・取扱いに関するガイドライン」を発表 |
資料日付 | 2007年4月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは、「乳児用調製粉乳の安全な調製・保存・取扱いに関するガイドライン」(36ページ)を発表した。概要は以下のとおり。 乳児用調製粉乳は、Enterobacter sakazakiiの感染により乳児が重症又は死に至ることがある。現在の製造技術では、乳児用調製粉乳が製造時にEnterobacter sakazakiiやSalmonella entericaに汚染されるのを完全に防ぐことはできず、加えて家庭などでの調製時の不適切な取扱いが問題を大きくする要因となっている。 このためコーデックス委員会は、乳幼児向け食品の衛生規範に関する勧告国際規約(Recommended International Code of Hygienic Practice for Foods for Infants and Children)の改訂を決定し、改訂にあたってWHOとFAOに科学的な助言を求めた。 ガイドラインは2部構成で、第1部は多数の乳児用に大量の粉乳を調製する養護施設向けで、第2部は一般家庭向けとなっている。乳児用調製粉乳は無菌ではないこと、粉乳を調製する際、水温を最低70℃にすれば感染リスクが著しく減少すること、また、調製後摂取するまでの時間をできるだけ短くすることや、保存する場合は温度5℃以下に保つことが感染防止の有効な手段となることが強調されている。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/foodsafety/publications/micro/pif2007/en/index.html |