食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01880160164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、二枚貝中の糞便系大腸菌群及び大腸菌の菌数測定法の確認及び比較に関する報告書 |
資料日付 | 2007年4月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は、二枚貝中の糞便系大腸菌群及び大腸菌の菌数測定法の有効性確認及び比較に関する報告書(英語版全38ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 二枚貝中の糞便系大腸菌群に対する2種類の菌数測定法の同等性を証明する確認試験を実施した結果、マッコンキー寒天培地上のプレートカウント法が最確数(MPN)法と同等であることが明らかになった。従って、オランダはEU理事会指令91/492/ECで定められた要求を満たしていることになる。 食用の二枚貝の品質に係る要件は、EU理事会指令91/492/ECに二枚貝に含まれる菌数の基準値が定められており、貝の肉部分及び殻の間にある液体100gにつき糞便系大腸菌群は300個未満又は大腸菌230個未満でなければならない。この指令によると、微生物学的分析は、最確数法又は「それと同等の精度があることが確認されたほかの細菌測定法」で行なわなければならないが、2005年までオランダはマッコンキー寒天培地上のプレートカウント法で測定していたため、当該指令の要件を満たすためには国内で確認試験を行なうことが必要となった。この確認試験のほかに4種の大腸菌の測定法を比較しており、これは新しいEU規則854/2004が二枚貝の品質に係る要件を糞便系大腸菌群から大腸菌の菌数にのみ基づくことに改定されたからである。測定法を比較した結果、プレートカウント法が、二枚貝中の大腸菌数を測定するMPN法の代替法となり得ることが示された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/330310001.html |