食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01860420305 |
タイトル | 欧州議会、有機食品中のGMOの偶発的混入に関する法案を農業委員会に差し戻し |
資料日付 | 2007年3月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会は、有機食品にGMOが偶発的に混入した場合、混入割合が最大0.9%以下でない限り、有機食品として販売することを禁じる法案を欧州議会に対して提出した(この最大0.9%以下という限界値は、現在EUが一般食品に対して適用している基準である。)。一方、同法案に対して、欧州議会による投票では、有機食品へのGMOの偶発的な最大混入割合を0.1%以下に下げる改正案が僅差で可決された。しかし、本法律は欧州議会による共同決定手続きを経るものではないという立場を主張する欧州委員会の抵抗により、欧州議会は本法案の最終決定を断念し、欧州議会の農業委員会に同法案を差し戻すことによって、欧州委員会を説得するための時間を確保することとした。 今回の件では、欧州委員会の提案する有機食品中のGMOに関する法案を、より厳格な基準に基づく法律に改定することで欧州議会が強力な政治的メッセージを発しようしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://www.europarl.europa.eu/news/expert/infopress_page/032-4693-087-03-13-904-20070326IPR04618-28-03-2007-2007-false/default_en.htm |