食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01860080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬イマザリルの急性参照用量に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2007年3月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、農薬イマザリルの急性参照用量に関する評価を行った。 当初、農薬イマザリルにはADI(0.025mg/kg体重)及びNOAEL(2.5mg/kg体重/日)は設定されたが、同時に急性参照用量は設定されなかった。そこで、2005年FAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR)が、実験データから当該農薬の急性参照用量を0.05mg/kg体重と設定した。2006年、ベルギーの関連当局が申請者からのデータ提供を受け評価を行ったところ、提供データによる急性参照用量の設定は適切とは言えず、JMPRが設定した急性参照用量0.05mg/kg体重の適用を提案した。そこで、欧州委員会はEFSAに対し、急性参照用量設定の必要性と適切な水準に関して評価を行うよう要請を行った。 評価の結果、EFSAは当該農薬の急性参照用量の設定は必要であると考える。妊娠中及び授乳中の女性の急性参照用量は0.05mg/kg体重、一般集団の急性参照用量を0.1mg/kg体重と設定するべきだとした。一般集団には母体毒性に基づく急性参照用量は控えめになる可能性があるが、現在のところ、異なる値を設定するための裏づけとなる実験データは存在しないとの認識である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/science/ppr/ppr_opinions/ej460_imazalil.html |