食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01850360149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、リスク分析に基づいた微生物基準及びターゲットに関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2007年3月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、リスク分析に基づき、EUレベルでのフードチェーンにおける微生物基準及びターゲットの適用に関して評価を行った。この10年間で、リスク評価を通じて食品の安全と公衆衛生が以前にも増して飛躍的に関連することになった。特に、ALOP(Appropriate Level of Protection)、FSO(Food Safety Objective)及びPO(Performance Objective)などの概念の登場により、PC(Performance Criteria)、PrC(Process Criteria)及び微生物基準(Microbiological Criteria)に科学的な基礎付けを与える必要性が生じた。ALOPが食品の安全に関連して公衆衛生の現状を表しているのに対して、公衆衛生の目的は将来の公衆衛生の状況を改善し、病気の重症度合いを軽減することである。一方、FSO及びPOの本来の目的は、ALOPをフードチェーンにおけるハザードの水準に適用することにある。 微生物基準はHACCPに基づいた加工工程の検証に有益であり、食品の衛生状態が許容できるかどうかの評価に用いられている。しかし、微生物基準は、サンプリングにおける統計学的限界により、食品の安全において単独での適用には問題が生じる場合もある。それゆえ、微生物基準の適用と同時に、食品製造の各段階においてターゲットを定めることで病原菌の広がりを阻止することが推奨される。また、微生物基準の設定の前に、予めリスク管理の目標を設定することも望ましい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/science/biohaz/biohaz_opinions/ej462_micro_criteria.html |