食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01850210105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、2006年のほうれん草による腸管出血性大腸菌O157:H7集団食中毒の最終報告書を公表 |
資料日付 | 2007年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は、2006年のほうれん草による腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。 1.FDAとカリフォルニア州保健サービス局(CDHS)は共同で昨年秋に205人が発症、3人が死亡したほうれん草による腸管出血性大腸菌O157:H7の食中毒の原因はDoleブランドのBaby Spinachであるとする調査報告書を公表した。 2.調査により環境リスク要因および最も関連すると思われる地域は特定できたがどのようにして汚染が発生したかは明確に結論づけることはできなかった。 3.報告書は2006年9月の米国疾病管理予防センター(CDC)による袋詰めほうれん草による当該食中毒の最初の報告から始まる綿密な調査について記載している。当初汚染された製品が加工袋詰めされたカリフォルニア州のNatural Selection Foods , LLCに調査の重点はおかれた。 4.次いで発症した顧客から回収された13袋のほうれん草の出所に重点がおかれた。製品コードと細菌のDNA指紋調査により、ある農場から採取された当該細菌とDNAが一致した。当該農場の潜在的環境リスク要因としては野生の豚、栽培用かんがい用井戸が包装用井戸と近接していること、牛や野生生物のふん便に汚染された水路などが上げられる。 5.汚染が調査開始以前より発生していたこと、当該細菌の移動には動物、ヒト、水など多くの道筋があることから当該細菌がほうれん草に拡散した厳密な方法は不明である。 カリフォルニア州保健サービス局(CDHS)の報告書はこちらから入手可能。 http://www.dhs.ca.gov/ps/fdb/HTML/Food/EnvInvRpt.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01593.html |