食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01810090316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) 、トリルフルアニド含有農薬の屋外使用を禁止 |
資料日付 | 2007年2月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) は、トリルフルアニド含有農薬の認可を停止した旨を公表した。これにより直ちに当該農薬(※)の流通及び使用が禁止された。 トリルフルアニドは抗カビ作用を持つ有効成分で、トリルフルアニド含有農薬は、うどん粉病、灰色カビ病、赤カビ病など多くのカビ病対策のために使用される。屋外で使用されると、土壌中でトリルフルアニドから分解産物ジメチルスルファミド(DMS)が生じ、それが地下水及び表面水に達する可能性がある。それらの水が飲料水に利用され、オゾン処理による殺菌が行われると、DMSから有害なニトロソアミンが生じる可能性がある。単純な方法では、生成されたニトロソアミンを生水から完全に除去することはできないため、飲料水に利用される地下水及び表面水のDMS汚染は、最初の段階で回避しなければならない。水質保護領域のみでトリルフルアニドの使用を禁止しても飲料水保護に十分であるかどうか疑わしいため、BVLは用心のため、当該農薬の全ての屋外使用の認可停止を指示した。 ただし、最近終了した欧州共同体手続き(EG-Gemeinschaftsverfahren/英訳EC-community procedures)におけるトリルフルアニドの包括的な評価では、DMSは分解産物として確認されていない。 ※当該農薬:①Euparen M WG (別名Baymat WG、Bayer Garten Univrsal-Pilzfrei)、②Melody Multi , ③Monceren plus、④Folicur EM (①②は温室内での使用は可、③④は流通及び使用を完全に停止) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/PSM/tolylfluanid-Feb2007.html__nnn=true |