食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01790130294 |
タイトル | WHO、INFOSAN「ほうれんそうにおける腸管出血性大腸菌O157:H7アウトブレイク」を公表 |
資料日付 | 2007年2月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは2月12日付で国際食品安全当局ネットワーク(International Food Safety Authorities Network:INFOSAN)のInformation Note 2007年No.1「ほうれんそうにおける腸管出血性大腸菌O157:H7アウトブレイク」を公表した。 INFOSANはWHOが運営・管理し、加盟は現在151ヶ国となっている。 今回のInformation Noteの概要は以下のとおり。 1.腸管出血性大腸菌O157:H7は腸管出血性大腸菌株の一つでヒトに重篤な症状を発症させる。 2.腸管出血性大腸菌O157:H7は汚染された食品を通しヒトに伝染する。 3.2006年9月米国で生鮮袋詰めほうれんそうにより205人が発症、内104人が入院、31人が腎臓障害、3人が死亡するいう集団感染が発生した。 4.当該製品は一次的に3ヶ国に流通していたことが確認された。別の1ヶ国には二次ルートで流通していたのでINFOSAN緊急注意喚起(Emergency Alert)が全てのINFOSAN加盟国に発信された。 5.全ての汚染されたほうれん草は追跡調査の結果、カリフォルニア州の1社まで遡ることができた。 6.米国のNational Emergency Contact PointsはINFOSANに対し、集団感染の発生を報告すると共に調査の途中経過も報告した。これによりINFOSANの他の加盟国との迅速な情報交換が可能となった。 7.食品汚染事故を完全に排除することはできないが、今回の例は国及び国際レベルの対応が汚染食品及び疾病の拡散を防ぐことができることを示している。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_01_spinach_Feb06_en.pdf |