食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01770060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ビスフェノールAに関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2007年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、2002年に評価を行ったビスフェノールA(BPA)に関する再評価を行った。2002年の意見書では、BPAのNOAELを5mg/kg体重/日と設定し、不確実性係数を500として暫定TDIを0.01mgBPA/kg体重/日と設定した。今回、2002年以降に行われた数々の実験結果や発表論文に基づき、特にBPAが生殖系や内分泌系に与える影響に重点を置き安全性評価を見直すことにした。
 新規に行われた動物実験結果から、BPAの代謝及び排出に関してヒトとげっ歯類の間に大きな相違点が見られること、マウスは特にBPAに対する感受性の高いことが判明した。これらの実験結果から、BPAのNOAELは2002年の意見書の結論と同様、5mg/kg体重/日と設定すること、不確実性係数を100に改めることが適当であるとの結論に至った。それゆえ、暫定TDIもTDIに変更し、0.05mgBPA/kg体重/日に改定した。一方、乳幼児を含め消費者の食事を通じたBPAの暴露量は、新TDIを十分下回っていると予測される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/afc/afc_opinions/bisphenol_a.html