食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01760570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品の暴露評価における不確実性に関する科学委員会のガイダンスを公表
資料日付 2007年1月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  科学委員会はEFSAからリスク評価方法の統一性に関して意見を求められ、食品の暴露評価における不確実性の問題に関するガイダンスを発表した。
 食品の暴露評価の多くは、標準的スクリーニング法に則り控えめな暴露推定を行う。不確実性を考慮に入れた、控えめで妥当な前提や初期値に基づいている限り、スクリーニング評価に不確実性の評価が求められることはない。それゆえ、科学委員会は、各パネルに対してスクリーニング評価に使用した前提や初期値が不確実性の評価を行っているかどうか検討するよう推奨した。
 スクリーニング評価が健康のガイドラインレベルを超過した場合、より詳細な評価を必要とする可能性があり、全ての詳細評価では、ある程度の不確実性評価が求められる。それゆえ、科学委員会は、食品の暴露評価を行う際、不確実性の原因及び種類に関して系統的に評価することから始め、重要な不確実性が認識できる可能性を高めるよう推奨した。また、不確実性の分析には、定性的・決定論的・確率的な段階からなる段階的アプローチの適用も推奨した。
 食品の暴露評価における不確実性分析に対して、どのようなアプローチを適用するのが適切であるか、現在のところ、一義的に規定するのは時期尚早である。それゆえ、科学委員会は、どのようなアプローチが必要性を満たし、状況に最も合致するか見極め、その実用性の再検討を行うよう推奨した。合わせて、リスク評価における不確実性評価に系統的評価方法を導入し、これに関しても意見書の中で明確に記述することを推奨している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/sc_commitee/sc_opinions/uncertainty_exp.html