食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01760460160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、クローン動物及びその子孫より製造された製品は、EUの新開発食品規則が適用されるべきとの公式見解を公表
資料日付 2007年1月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は1月18日、クローン動物及びその子孫より製造された製品は、EUの新開発食品規則が適用されるべきとの公式見解を公表した。概要は以下のとおり。
1.背景
 クローン動物及びその子孫より製造された製品が、英国のフードチェーンに入る問題に関し、多くの報道がなされている。
2.FSAの見解
 FSAは、当該問題に関し、公衆衛生及び消費者の関心及び食品関連の課題を守る立場である。クローン動物及びその子孫より製造された製品は、EUの新開発食品規則が適用されるべきと考えている。つまり、当該製品は、法律に基づき市場流通する前には、新開発食品として加盟国27カ国の安全性評価を受ける必要がある。
3.ECにおける検討
 FSAは、ECとクローン動物の子孫に関する法的要件について議論を進めているが、新開発食品としての認可及びラベル表示については、個々の商品について検討することになっており、クローン動物の子孫に関する申請は提出されていない。FSAは、クローン動物及びその子孫より製造された製品は、EUの新開発食品規則が適用されるべきとする見解を1月12日にブリュッセルで開催の会議で表明し、他の加盟国の多くの賛同を得た。しかし、最終的に常任委員会で議論し決定される前に、十分な検討が必要である。欧州委員会は、早急に当該議案を採択する方針であり、FSAはEFSAへ消費者への安全性に関する助言を求めると共に、採択を推進していく。
4.英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)との連係
 FSAは、クローン動物の受精卵の英国への輸入についてDEFRAと連係すると共に、クローン動物及びその子孫の監視を続けていく。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/jan/clonedoffspring