食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01760230314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、肉用若鶏農場のサルモネラ属菌保菌率の基礎調査レポートを公表 |
資料日付 | 2007年1月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、肉用若鶏農場のサルモネラ属菌保菌率の基礎調査レポートを公表(9ページ)を公表した。これはEU全域の調査の一環として、ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV) の依頼によりBfR及び州当局が2005年10月1日~2006年9月30日に実施した調査の結果報告書である。EU規定に従い750~234 ,000羽を飼養する農場からサンプルを採取し、5 ,000羽以上を飼養する378の農場のデータを評価した。結果の概要は以下のとおり。 17.5%の農場がサルモネラ属菌に汚染されていた。これは他のEU加盟国のデータと比べて比較的高く、ドイツは上位に位置する。BfRのサルモネラリファレンス研究所で、サルモネラ属菌の18種の血清型が確認された。ドイツにおいてヒトのサルモネラ症で頻繁に検出されるS.Enteritidis及びS.Typhimuriumも含まれている(これらの検出率は採卵鶏農場ではずっと低い)。個々の菌株について17種の抗生物質に対する耐性を検査したところ、最大10種に耐性を持つものがあった。 若鶏肉が食中毒の主要な感染源の一つであることが示された。家きん肉により消費者がサルモネラ属菌に感染するリスクを低減するため、肉用若鶏農場のサルモネラ汚染を大幅に低減するための対策を講じる必要がある。また消費者は、鶏肉を十分に加熱する、交差汚染を防ぐなど、調理時の衛生に特に留意しなければならない。 調査結果は欧州食品安全機関(EFSA)に提出され、他のEU加盟国のデータと共に評価される。 報告書の全文は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/208/grundlagenstudie_zur_erhebung_der_praevalenz_von_salmonellen_in_gallus_gallus_broilerbetrieben.pdf プレスリリースの英語版は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/8700 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/8695 |