食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01740400105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、「カルシウムと骨粗しょう症の健康強調表示」を「カルシウム・ビタミンDと骨粗しょう症の健康強調表示」に変更する改正案を意見募集のため公表
資料日付 2007年1月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は、「カルシウムと骨粗しょう症の健康強調表示」を「カルシウム・ビタミンD(V.D)と骨粗しょう症の健康強調表示」に変更する改正案を意見募集のため公表した。これにより消費者の健康的な食品選択により多くの情報提供をめざす。概要は以下のとおり。
1.食品と栄養補助食品への健康強調表示として従来認められていた「カルシウムと骨粗しょう症」が変更される。食品安全・応用栄養センター(CFSAN)のBrackett長官は「年齢と共に骨密度が減少し、骨粗しょう症のリスクが生じる。生涯を通じての適量のカルシウムとV.Dの摂取がリスクを低減する。」と述べた。
2.今回の改正はコカコーラ社の申請によるもので、FDAの決定は2004年の衛生長官報告「骨の健康と骨粗しょう症」及び2000年の国立衛生研究所「骨粗しょう症の予防、診断及び治療合意文書」の科学的根拠をレビューした結果である。FDAは、表示について以下の変更を提案している。
①カルシウムとV.Dの両方の摂取により骨粗しょう症のリスク低減との表示を追加
②全ての年齢性別人種に効果が当てはまるため、性、人種、年齢への言及を削除
③カルシウムが骨粗しょう症リスクを低減する機序の説明を削除
④効果がある摂取量の上限としてDaily Valueの200%摂取を上限とする旨の説明を削除
 官報はこちらのURLから入手可能。
http://www.fda.gov/OHRMS/DOCKETS/98fr/E6-22573.pdf
(注)%Daily Value:推奨量(RDA-Recommended Dietary Allowance)に基づいて設定された栄養表示のための基準値であるDaily Valueに占める割合。例えば、ある食品の一食分が13gの脂肪を含んでいるとすると脂肪のDaily Valueは65gなので%Dairly Valueは20%と表示される。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01543.html