食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01710310321 |
タイトル | スイス連邦獣医局(BVET)、2005年末に動物園の鳥類に実施した鳥インフルエンザの予防接種の経過について公表 |
資料日付 | 2006年12月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦獣医局(BVET)は12月7日、2005年末に動物園の鳥類に実施した鳥インフルエンザの予防接種に関して、実施機関であるチューリッヒ大学のプレスリリースを公表した。その概要は以下のとおり。 スイスでは基本的に鳥インフルエンザ(AI)の予防接種は禁止されているが、2005年秋に黒海地域で鳥インフルエンザ(H5N1亜型)が発生したのを受け、科学的に運営されている4つの動物園(バーゼル、ベルン、ゴルダウ及びチューリッヒ)が、鳥類のAI予防接種の認可をBVETに申請し認可された。当該動物園は希少種、絶滅危機種を保有している。AI予防接種はBVETの研究プロジェクトとして、2005年末にチューリッヒ大学の動物園・ペット・野生動物科及び家きん・兎疾患研究所の指導の下に実施された。 365羽に5週間の間隔をあけ2回予防接種した。10週間後及び26週間後に血液を検査したころ、80%以上の鳥(の11の組織)で、鶏ではAIを予防するのに有効な量の抗体が確認された。抗体は急激に減少し、フンボルトペンギン及びヨーロッパミミズクでは26週間後に消失した。これは予防接種を毎年実施する必要があることを示している。研究プロジェクトは今年の冬も継続される。 なお、動物園の鳥類の予防接種は、スイスのみならず欧州の数多くの動物園で実施されている。 チューリッヒ大学のプレスリリース(2ページ)は以下のURLより入手可能。 http://www.mediadesk.unizh.ch/mitteilung.php?text_id=165&grp=aktuell |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦獣医局(BVET) |
情報源(報道) | スイス連邦獣医局(BVET) |
URL | http://www.bvet.admin.ch/news/mitteilungen/index.html?lang=de&PHPSESSID=d57a679c4458714fe1932eb0471cf61e |