食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01710040149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、液卵への食品添加物ナイシン使用の安全性及び改良型製造方法により製造されたナイシンの安全性に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2006年12月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EFSAは、食品添加物ナイシンを液卵に使用した場合の安全性、及び改良型製造方法により製造されたナイシンの安全性に関して評価を行うよう要請を受けた。 EUでは、ナイシンは食品保存料として認可されており、熟成チーズ、加工チーズ、マスカルポーネなどに使用されている。また、2006年1月にEFSAが公表した意見書では、1990年に科学委員会が設定したADI(0.13mg/kg体重)を承認している。 申請者は、欧州委員会に対し、液卵保存用に6.25mg/L未満のナイシンを使用するための認可を申請した。同時に、申請者は、ナイシンの製造に牛乳培地の代替品として砂糖培地を用いて発酵させる改良型製造方法を使用していることも申請書に明記した。科学パネルの評価の結果、改良型製造方法で製造したナイシンは、従来の方法で製造したナイシンと同等であると考えられる。しかし、改良型製造方法で製造したナイシンはより純粋で、たん白質残留物、脂肪、炭水化物や乳糖が少ないことが判明している。 それゆえ、改良型製造方法で製造したナイシンは、乳製品のアレルギー患者に危険性を及ぼすことはなく、既に設定されたADI(0.13mg/kg体重)も適用できると科学パネルは結論を下した。また、液卵へのナイシンの使用も安全性に問題はないと考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/science/afc/afc_opinions/ej314b_nisin.html |