食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01700080316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)、トリフルアニド含有農薬の飲料水への影響を調査中である旨を公表 |
資料日付 | 2006年12月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL) は現在、殺菌作用のあるトリフルアニドを含む認可農薬が、飲料水に問題となるかどうかを調査中である。これは、トリフルアニドが土壌中で分解するという新知見の報告を受けたもので、それによると、土壌中での分解の際に一定の条件下で、これまでは検出されなかった物質が生じる可能性がある。その物質が浸透する可能性は、現在データ不足のため評価することができない。これらの分解産物が地下水に達し、その地下水が飲料水のために利用されると、オゾン処理による殺菌の際に、健康に有害なニトロソアミンが生じる可能性がある。トリフルアニド含有農薬は冬期は屋外で使用されないため、現在の利用状況からは地下水に害はないものと思われる。しかし危害の可能性が短期間で排除されない場合には、BVLは予防措置を講じ、地下水及び飲料水に影響を与える地域(流域)では、トリフルアニド含有農薬の撒布を禁止する予定である。 トリフルアニドが使用された地域で水を採取し、その水をオゾン処理する給水企業は、ドイツ・ガス水道専門協会の勧告に従ったニトロソアミンの分析を実施すべきで、必要に応じ、水の浄化処理を生物活性法(生物活性・活性炭フィルターやオゾン処理の緩速砂フィルターなど)に切り替えるべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/PSM/tolylfluanid.html__nnn=true |